Soldat 解説

Twin ange
5月12日
読了時間: 3分

更新日：14 時間前

― 身にまとって強くなる立ち向かえる ―

このキャッチフレーズには「洋服はただ身を飾るためのものではなく、時に心の鎧にもなり得る」という想いが込められています。外に出る勇気が欲しい時、未来の新しい自分へ一歩踏み出したい時、自信をくれる“制服”のような存在が欲しくなる。Soldatはまさにそんな役割を担う一着であり、Twin ange コレクションラインに共通する「制服」という要素を色濃く反映した服なのです。

ミリタリーファッションの歴史に着想を得て

ミリタリーファッションは20世紀初頭、第一次・第二次世界大戦を経て、兵士たちの制服が実用性と機能美を兼ね備えていることから、一般の衣服としても注目されるようになりました。特に1940年代以降、ミリタリージャケットやカーゴパンツ、トレンチコートなどが市民の間に広がり、今日に至るまで多くのブランドがインスピレーションの源として取り入れ続けています。

兵士の服は「守る」ためのものであり「戦う」姿勢を象徴するもの。けれど現代のファッションにおけるミリタリースタイルは単なる戦闘や権威の象徴ではなく「意志を持って立ち上がる姿勢や、自分を信じる強さ」を表すスタイルへと変化してきました。 Soldatもその延長線上にあり、Twin angeらしいフェミニンさと繊細さを加えた「再構築されたミリタリースタイル」です。

機能美を追求した素材とパターン ブラウスは軍服にも使われるタフなチノクロス生地。強さとやさしさを両立した、しなやかで頼れる着心地です。ジャンパースカートはPlume直系のタイトハイウエストシルエット。着るだけで自然と姿勢が伸び、凛とした足長スタイルが完成します。
ツインスタイル ブラウスをインすればシャープで凛々しい印象。動きの中でブラウスが乱れ、リボンが裾から覗くとき——そこに現れる「素」の柔らかさ。そのギャップこそSoldatの真髄。着る人自身が「強さ」と「素顔」を自由に行き来できる服であることを、私たちは何より大切にしました。
アクセサリーと刺繍 付属のシルバーハートフェザーチャーム付きタイと細めひもリボンは、気分で付け替え可能。エポレットには羽リボン、胸ポケットには「天使の羽」の刺繍ロゴ。 Twin angeの守護モチーフが、凛とした軍服風スタイルにそっと優しさを添えます。